Colors
絶対に忘れたくない記憶がある──
失いたくない想いが……
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たまには一緒に食事でも── と、セフィロスにレストランに連れられて行った。でも、半分も食べられずに溜め息混じりにフォークを置く。
「どうした? もう、食べないのか?」
「ああ、ちょっと食欲が無くて……」
最近、何を食べても味がしない。食欲が無い訳ではないし、食べなくてはいけない事も分かっている。が、味のしない物を食べ続けるのは苦痛でしかなかった。
「何か、あったのか?」
「別に── 。今度のウータイ遠征、あまり気乗りがしなくてな……」
咄嗟に適当な理由を挙げる。
レストランを出て、このまま帰るか或いはまだ何処かに寄って行くか、セフィロスに問われた時、不意に言い知れぬ感覚に襲われた。
自分が何故今セフィロスと一緒にいるのか、分からなくなった。
恋人だから? 好きだから?
でも、何時恋人になったのか、何時好きになったのか、何も思い出せない。
「ジェネシス……?」
恐らく、不安が表情にも現れていたのだろう。何時になく優しい声音が降ってくる。近頃のセフィロスは、優しい。恐らく俺がトレーニングルームで負傷してからは、ずっと。
でも、優しくされるのは辛い。優しくされた事を覚えてはいられないから……。
「すまない。少し気分が優れないんだ。帰って……休みたい」
「じゃあ、ビルまで送ろう」
「いい。一人で帰る。一人に……なりたいんだ」
セフィロスの申し出を突っ撥ねると、ジェネシスはコートを翻して背を向け、そのまま振り返りもせず立ち去った。
一人になりたかった。ただ、独りに……。
セフィロスには酷な態度を取っていると分かってはいる。だが、どうしようもなかった。
近頃は指一本触れさせていない。この劣化に蝕まれた身体に、この明らかに体温の低くなった身体に触らせる訳にはいかない。
日々、下がり続ける体温、血圧、脈拍。
日々、失われていく色覚、味覚、嗅覚、触覚……。
生きていくのに必要な様々な感覚。
生きていく事に必死だった俺には、日々抜け落ちていく記憶を気に留める余裕など、無かった。
ウータイへの遠征が翌日へと迫った日。
危惧していた事だが、セフィロスに身体を求められた。身体に触れられるのが怖かった俺は、当然拒否の意を示した。
ウータイへの遠征── それは、期限の定まっていない長期の遠征であった。俺がウータイへの遠征へ出立したら、次に何時会えるか分からない。セフィロスもそれを分かっていて、簡単には引き下がらなかった。
無理矢理ベッドに押し倒され、幾らか着衣を剥奪された時点で俺は遂に観念した。
「……せめて、先にバスを使わせてくれ」
バスに熱めの湯を張り、慎重に身を沈ませる。
前髪を軽く掻き上げ、ひとつ息を吐く。これで少しは体温を誤魔化せるはずだ。
十二分に身体を温めてからバスを出ると、用意されていたバスローブに身を包む。
再びベッドに赴くと、直ぐにセフィロスに押し倒され、纏ったばかりのバスローブもたちまち奪われる。
「セフィロス、待っ……!」
制止の言葉など、聞いてくれる筈もなかった。
「もう、別れないか? 俺達……」
ベッドの隅で蹲り、シーツにくるまったまま告げる。
もう、無理だと思った。もう、セフィロスとの思い出を覚えていられない。一緒に居てもいたたまれなくて、ただただ苦痛だった。
セフィロスは、俺がウータイの遠征から戻って来たら話し合おうと言った。
だが、もう終わりだ。
ウータイの遠征に出立すれば、俺はもう神羅へは戻らない。
セフィロスとの事を忘れたい訳ではない。
出来ることならば、ずっと覚えていたい。忘れたくない。
どんなに忘れても、どんなに失なっても、決して忘れたくない想いが── あった。
俺には大事な思い出だった。
ウータイに着いてから時期を見て、部下を引き連れ失踪した。
これは、神羅への裏切りという事になるのだろうか。親友達は、俺をどう思っただろう?
だが、確実に自分の身に迫る死を日々感じながら、生きる事を願ってしまった俺には他の選択肢は無かった。それに、幾ら薬で進行を抑えているとは云え、この深刻な記憶障害を抱えたままソルジャーの仕事をこなして行く事は、最早不可能であった。
自分の記憶が維持出来ないから、自ずとホランダーやラザードの言いなりになるしかない。
ホランダーは人工海馬が造れれば記憶の維持が可能になるなどと調子の良い事を言っていたが、あんな三流に造れるような安易な代物では無い事くらい俺にも解っていた。
やがて、俺の失踪からひと月も経った頃。
ウータイへの更なるソルジャーの投入が決まった。失踪した俺が空けた穴を埋める為だ。
「アンジールを迎えに行ってくれないか?」
唐突にホランダーから指示が入った。
何が目的か分からず、顔を顰めて無視していると、奴は続けた。
「アンジールも君と同じ、私が造り上げたモンスターなんだよ」
まるで、それが自慢であるかのように得意げで無性に腹が立った。
アンジールの事は、殆んど忘れていなかった。幼馴染みであの小さな村で昔からずっと一緒だったのだ。古い記憶は簡単には失なわれないらしい。
アンジールもモンスターだと言う知らせはショックではあったが、再び会える事が嬉しい事には変わりなく。
俺は、喜んでウータイへと向かった。
ウータイで思わぬ人物に遭遇した。
神羅の英雄、白銀のソルジャー。俺が子供の頃から憧れ続けて、自らがソルジャーとなる切っ掛けを作った、ソルジャーの頂点に立つ人物── セフィロス。
行き成り抱き締められて、その瞬間、『あの日』の記憶がフラッシュバックのように俺を襲った。反射的にセフィロスの腕を振り解どいて身を離す。
恋人── ?
悪い冗談としか思えない。
セックスまでしていた記憶があるのだから、付き合ってはいたのかも知れないが、思い出せない。そして、今後も思い出す事は出来ない。
セフィロスに正直に事情を説明すると、悲痛な表情を見せて訴えてきた。
「忘れてもいい。思い出さなくてもいい。もう一度……俺を好きになってくれ」
俺の顔を両手で挟むようにして上向かせ、キスをする。
そのキスの温もりに、再び『あの日』の記憶が蘇る。
『あの日』── 俺は、初めてセフィロスに告白した。俺の本当の、心の裡から湧いてくる純粋な「好き」という気持ち。この温もりを── 身体がまだ覚えている。
「……好き── だ」
記憶と共に失ないつつあった感情が蘇り、自然と目元に水分が溜まる。
次の瞬間、遠くで大きな焔が立ち上った。
本営が落ちたのだ。アンジールを迎えに行かなくてはならない。
俺は、本来の目的を思い出し片翼を広げ、その場を立ち去った。
アンジールは、思いの外すんなりと俺に着いて来てくれた。
アンジールは、こちら側には付かないと思っていたから正直意外だったが、どうやら俺を説得しようという目論見があったらしい。
復讐なんて馬鹿な真似はやめろ、考え直せ、と言われたが、そもそも復讐を企てているのは俺じゃないから聞く耳は持て無かった。
劣化については多少説明をしたが、記憶の事までは話さなかった。アンジールと会話する分には支障が無かったし、アンジールの劣化は俺ほど進んではいないようだったので、余計な心配を掛けたくなかった。
「セフィロスの事はどうするつもりなんだ? お前達は……」
「セフィロスとは、もう……別れてる」
「えっ? なっ── !」
「この間、ウータイでお前に会う前に会った」
「それで、セフィロスは納得したのか?」
アンジールは落ち着いた低い声で、静かに尋ねてきた。
「納得は── してないだろうな。だが……」
俺は改まってアンジールの顔を見据えて言った。
「他にどうしろと言うんだ? あいつは神羅の英雄で、俺は── モンスターなんだぞ?」
アンジールは目を伏せ、暫しの沈黙の後、言葉を紡いだ。
「ジェネシス── 。セフィロスは、お前が思っている以上に、お前の事を……」
「分かってる。ちゃんと── 分かってるさ」
俺は、アンジールに背中を見せてから少し振り向いて、僅かに笑んでみせた。
◇◆◇
トレーニングルームでの事故が起こった少し前の事── 。
「ジェネシス! どうした? 何かあったのか?」
バタバタと騒がしい音を立てて、幼馴染みが勝手に部屋に入ってくる。
「うるさい……アンジール」
ジェネシスは、ベッドの中から少し顔を覗かせると苦情を訴えた。
その日、ジェネシスは1stの特権を使って、任務を拒否したのだ。
「体調が悪いのか?」
「ああ、少し……な」
「少し!? お前が多少の事で命令拒否をするとは思えないから、俺はこうして様子を見に来たんだぞ」
ジェネシスは、痛そうに頭に手をやり、溜め息を零す。この幼馴染みに下手な誤魔化しは効かない。
「……昨日、セフィロスと会った」
アンジールはテーブルサイドに置いてあったチェアを引き寄せて持ってくると、ベッドの脇に設置して背凭れを抱えるようにして逆向きに腰掛けた。
ジェネシスは、幼馴染みのアンジールにだけはセフィロスとの関係を打ち明けていたのだ。
「それで? 久しぶりの逢瀬でヤリ過ぎたか?」
揶揄うような口調のアンジールに迎合する事もなく、ジェネシスは至極淡々とした口調で続ける。
「多分、内臓を傷付けた。下腹部に重い鈍痛がある」
上掛けの上から腹の辺りをさするジェネシスに、アンジールからは一気に笑みが消え失せた。
「医務室に……」
「冗談じゃない! 今日一日、寝ていれば治る」
鬱陶しそうな表情で返すジェネシス。だが、やはり幼馴染みとして親友として、アンジールは気掛かりでならない。
「まさか、レイプ── されたのか?」
デートレイプという言葉があるように、恋人同士の間でもレイプは起こりうる。
「違う── !」
確かにどんなに嫌だと言ってもどんなに許しを請うても、止めてはくれなかった。
だが、あの行為は、ジェネシスの初めての告白に応えてのものだとジェネシスには解っていた。だから、レイプではない。
飽くまでも、あれは同意の上での行為だったのだ。
「頼む、アンジール。今日の事は、セフィロスには黙っててくれ」
ジェネシスは、結局その日一日は寝て過ごし、翌日から再び任務漬けの日々に戻って行った。
◇◆◇
『あの日』の事は、ジェネシスにとって大事な思い出だった。
思い出しただけでも恐怖で身体が小刻みに震えるが、初めてセフィロスに告白した── セフィロスの横に立ちたいと深く自覚し願った日。
決して忘れたくない想い。
『あの日』の事を恐怖と共に身体に刻み付けてくれた英雄に、寧ろ感謝したいくらいだ。
どんなに失なっても、どんなに忘れても、『あの日』の記憶を── 『あの日』の恐怖を忘れない限り、『あの日』抱いた純粋な「好き」という気持ちも決して忘れ得ない。覚えていられる。
「愛してる、セフィロス……」
ジェネシスは、誰も居ないバノーラの工場で片翼を広げ、独り呟いた。
ありとあらゆる器官の、ありとあらゆる様々な感覚が、次第に少しずつ失なわれていく。
感覚が麻痺してレイピアを握る手もどこかぎこちない。触覚が薄れて、握っているという自覚すら曖昧だ。
何もかもが酷く不安定で、生きているという事自体が不思議なくらい体温も血圧も低下している。こんな状態でも生きていられるという事は、即ち自分がヒトではなくモンスターだからなのだと、嫌でも思い知らされる。
セフィロスを好きだという気持ちは忘れたくなかった。
だが、『あの日』の事を思い起こす度に、セフィロスへの恐怖が深く重く俺の心にのしかかる。
神羅ビルを襲撃した── その時に、五番魔晄炉でセフィロスに再会した。
セフィロスを目の前にすると、より彼への恐怖が増幅する。恐ろしくて、触れられる事さえ嫌だった。
俺はすっかりパニックに陥り、あの時セフィロスになんと言ったのか良く覚えていない。
兎に角、振り切ってあの場から逃げ出したかった。
記憶の維持はますます難しくなり、アンジールを失なってからは更に加速した。
劣化を止める方法が見付かったと告げられた時は、俺が神羅を捨ててから一体どれくらい経っていただろう?
時間の感覚さえ曖昧で不確かだった。
プロジェクトS── 初めて聞かされるセフィロスが造り出された実験の名称。
セフィロスの細胞、S細胞を使えば、俺の劣化は止められるらしい。
何故、今までプロジェクトSの存在を俺に隠していたのか。
問い詰めてみると、どうやらホランダーはホランダーなりに、自分が指揮したプロジェクトGにプライドがあったらしく、自分の実験を失敗だと認める事も、失敗の穴を埋める為に宝条の指揮したプロジェクトSに縋るのも嫌だったらしい。
プロジェクトGにおける成功例であったアンジールが、結局は自我崩壊を起こし自滅の道を選んだ。
その事により、ようやくプロジェクトSの研究成果に目を向ける気になったそうだ。
ホランダーに吐かせる為に少し脅し付けるつもりで軽く魔法剣を振るったら、危うく殺し掛けた。力の加減も上手く出来なくなっているようだ。今更、こんな男を殺してもどうにもならない。
セフィロス── まだ好きだと、辛うじて覚えている。
神羅で共に過ごした日々の事は、もうあまり覚えていないが、新たな記憶を得る事は可能だ。覚えていられないのなら、もう一度識れば良い。
俺は、プロジェクトSの事を調べ始めた。
ホランダーの隠していた資料を漁って夢中になってセフィロスの事を調べた。
気が付くと資料に埋もれて目が醒める事もあった。
ジェノバ── それが、お前の母親の名前。偽りであっても、お前がそうと信じた── 。
例え資料越しであっても、セフィロスに触れられる事がこんなにも嬉しい。
セフィロスに関する知識を新たに得られる事が、本当に楽しくて幸せだった。
セフィロスの事をまた知って、また好きになった。
もう一度、好きになる── そんな約束をセフィロスと交わしたような錯覚さえ抱く。
きっと、俺はセフィロスの事なら何度でも好きになるのだろう。
ニブルの山の魔晄炉で、セフィロスに請うた。
「お前の細胞を分けてくれ」
俺の劣化を止める為には、セフィロスの細胞が必要なのだと。
しかし、俺の頼みはあっさりと跳ね退けられた。
当然だ。もう恋人ではないのだ。
多分、嫌われるような事をしたのだろう。覚えてないから、何をしたのかも分からないが── 。
日に日に『あの日』の記憶さえ、どこか朧気になってきて、俺にはそちらの方が苦痛だった。
セフィロスが死んだ、と聞いた。
あの最後に会ったニブルの魔晄炉に、落ちて死んだのだと。
それからは、めまぐるしく時が過ぎて行った。
単に俺の記憶が抜け落ちているから、そう感じただけかも知れない。だが、セフィロスが死んだと聞かされたあの日から、俺の心は酷く空虚で物事に執着がなくなってしまった。
そんな俺には、今や『LOVELESS』だけが心の寄る辺だった。何度も繰り返し読んでいるから忘れる事も無いし、書物だから内容が変わる事もない。安心して心を委ねる事が出来た。
『LOVELESS』を再現して「女神の贈り物」を手に入れ、親友との約束のない再会を果たしたい── 何時しか、そう考えていた。
神羅に復讐したいと云うホランダーの思惑もラザードの事情も、俺にはもうどうだって良い。
劣化を止めたい── 俺の願いはそれだけだ。
劣化は俺の外見までも酷く蝕み、肌は剥がれ落ちそうなほどかさつき、髪の毛の色素も抜け落ち、怪我をした箇所も治らない。近頃は、痛覚も鈍くなってきて、知らぬ間に怪我をしている事も多々あった。
このままでは、この外見を、この一個体を保つ事さえ出来なくなるのではないかと不安に襲われる。
バノーラの工場地下にある、幼い頃自分で作った秘密基地を訪れる。
子供の頃の記憶は新しい記憶が無い分、却って鮮明で、昨日の事のように思い出せる。
古い新聞の切り抜き記事を見付けて、無意識に笑みが零れた。子供の頃から、自分はセフィロスが好きだったらしい。あの頃の純粋な気持ちを今も持ち続けていられるのかどうか良く分からないが、今でも好きだと思う気持ちに変わりはない。
生と死を両天秤に掛けて考える。
アンジールもセフィロスも既に死んでいるのならば、約束のない親友との再会は自分の死を以ってのみ果たされるのではないか、と。
俺は、死すべきなのか、生きるべきなのか、全てを第三者に託した。
蒼天に映える鮮やかな緑成す木々。渡る風が頬に触れ、木々をざわめかせる。遠くで囀る小鳥の鳴き声。眩しい太陽。生命の輝き。
何十億ものニューロンが目覚め、それらを繋ぐ何兆ものシナプスが電気的信号の遣り取りを再開する。
色覚が、触覚が、聴覚が。
記憶── が、蘇る。
失なったまま、もう二度と手に入らないと思った記憶が、思い出が、確かに自分の中に存在する。
「女神の贈り物か── ?」
愛する人との思い出が、ひとつひとつ戻ってくる。
初めて出会った日の事も、一緒に虹を見た事も、一緒に月下美人を見た事も。── 初めてのキスも……。
思い出と共に俺の裡に溢れだす失なわれた感情。
記憶の欠落と共に俺の感情は希薄になり、どんどん削げ落ち無くなっていった。なんの感動も情動も抱けず、真にモンスターと化していた。
今、俺は記憶《いろ》を取り戻し、人間らしい心をも取り戻したのだ。
気掛かりなのは、セフィロスの事── 。
俺は、ライフストリームに受け入れられなかった。
時が── 必要なのだ。
俺には、まだ人としてやる事があるらしい。
ライフストリームに近付いた時、微かにセフィロスの意識を感じた。── ライフストリームの外で。
セフィロスの意識は、まだライフストリームに融合していない。まだ── 例え精神のみの存在となっていても── 生きているのだと信じたい。
── 生きていて欲しい。
まだ、愛していると伝えていない。それまで、死ぬなんて許さない。
数多に存在するセフィロスコピーを、全て利用してでも復活してみせろ。
── 待っているから。
幾日も幾月も幾年も……。
セフィロスとの沢山の思い出。セフィロスに抱いた沢山の想い。セフィロスに動かされた沢山の感情。
今度は、決して忘れたりしない。
俺がお前を傷付け苦しめたのなら、俺がお前を癒し慰め、救ってやるから。
俺がお前を、この星を、護ってやるから。
感情を無くした俺は、多くの同胞を、多くの罪なき人をこの手に掛けた。
水牢に身を沈めて、我が罪科を贖おう。
愛しい人を待ちながら、愛しい人を想いながら……── 。
何時までも……。
何時── までも……。
end
2009/2/2